Google Cloud

Googleが検索・YouTubeと同じ世界規模の基盤で提供する総合クラウド。大量データの分析(BigQuery)とAIに評価が高く、コンテナを手軽に動かせる Cloud Run が看板

この記事の要約

Google Cloud は、検索や YouTube と同じ世界規模の基盤で動く総合クラウドです。組み立ては『組織が先』で、会社の ID 基盤を根っこに区画を軽く並べられます。

  • 看板は BigQuery — SQL だけで大量データを分析できる
  • Cloud Run でコンテナを手軽に動かせる
  • 料金は従量+自動割引 — 使い続けるだけでも下がる

Google Cloud はどんな組み立て?

Google Cloud(旧称 GCP)は、Google が検索や YouTube を動かすのと同じ基盤で提供する総合クラウドです。データ分析と生成AI(Gemini 系)の評価が看板。その入れ物の重なり方を、上から順にたどりましょう。

組織
会社のドメイン
フォルダ
部署・案件で束ねる
プロジェクト
作業の入れ物
リソース
Cloud Run / Cloud SQL など

各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。

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構成図「Google Cloud の組み立て(階層)」。ブロック4個、つながり3本。 【ブロック】 - 組織: 会社のドメイン - フォルダ: 部署・案件で束ねる - プロジェクト: 作業の入れ物 - リソース: Cloud Run / Cloud SQL など 【流れ】 - 上からの階層をたどる: 組織 → フォルダ → プロジェクト → リソース

Compute Engine / Cloud Run / GKE を見くらべる

観点
Compute Engine
仮想マシン
Cloud Run
サーバレス・コンテナ
GKE
Kubernetes
動かすもの
仮想マシン
OSごと
コンテナ
Dockerをそのまま
Kubernetes
コンテナ群を束ねる
自分で管理する度合い
OSも自分で
サーバレス
中〜大
クラスタ運用
起動とスケール
常時起動が基本
リクエストで起動
使わなければ0近くまで
クラスタで調整
向く用途
既存ソフト・自由度重視
コンテナを手軽に動かす
本格的なコンテナ基盤

各セルをクリックすると、その意味や詳しい説明がここに表示されます。

この図をテキストで読む

比較表。3列 × 4行。 【列】 1. Compute Engine(仮想マシン) 2. Cloud Run(サーバレス・コンテナ) 3. GKE(Kubernetes) 【比較】(観点ごとに) ■ 動かすもの - Compute Engine: 仮想マシン / OSごと - Cloud Run: コンテナ / Dockerをそのまま - GKE: Kubernetes / コンテナ群を束ねる ■ 自分で管理する度合い - Compute Engine: 大 / OSも自分で - Cloud Run: 小 / サーバレス - GKE: 中〜大 / クラスタ運用 ■ 起動とスケール - Compute Engine: 常時起動が基本 - Cloud Run: リクエストで起動 / 使わなければ0近くまで - GKE: クラスタで調整 ■ 向く用途 - Compute Engine: 既存ソフト・自由度重視 - Cloud Run: コンテナを手軽に動かす - GKE: 本格的なコンテナ基盤 【観点】 - Compute Engine で見る: Compute Engine - Cloud Run で見る: Cloud Run - GKE で見る: GKE

細かく制御からお任せまで段階で選べます。

改称と egress 料金に注意

製品名の改称や統合が多く(例: Vertex AI → Gemini Enterprise Agent Platform)、過去情報と用語が食い違いがちです。外向き転送(egress)の料金も積み上がりやすいので、見積りと予算アラートを先に用意しましょう。

押さえておきたい用語

Cloud Run
Docker コンテナをそのまま動かせるサーバレスの実行基盤。アクセスに応じて自動で増減し、使わなければ0近くまで縮む。
BigQuery
大量データを高速に分析するサーバレスのデータウェアハウス。SQL だけで分析でき、機械学習や生成AIも実行できる。
Spanner / AlloyDB / Firestore
Spannerは世界規模で強整合な表形式DB、AlloyDBは高性能なPostgreSQL互換、FirestoreはNoSQL。
Cloud Armor
Webへの攻撃を入口で検知・遮断する WAF。ロードバランサ・Cloud CDN と『グローバルフロントエンド』として一体運用できる。
IAM / Identity Platform
IAM は『誰がどの機能を使えるか』を決める権限管理の土台。アプリ利用者(顧客)向けのログインは Identity Platform が担う。
Workforce Identity Federation
既にある外部のID基盤(Entra ID・Okta など)のまま、同期なしで Google Cloud にサインインできる仕組み。
Sustained / Committed Use Discounts
継続利用で自動的に割り引く仕組みと、利用をあらかじめ約束して深く割り引く仕組み。新規向けには $300 の無料トライアルもある。

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