この記事の要約
CSV・JSON・表は、同じ中身を別の入れ物に詰め替えた姿です。「いま誰が読むのか」で形を選べば迷いません。
- 機械でまとめて集計するならCSV
- システム同士の受け渡しはJSON
- 人が見て編集するならテーブル(表)
なぜ「データの形」を知ると得をするのか
業務では「CSVで出力して」「これはJSON形式です」といった言葉に出会います。難しそうに聞こえますが、どれも同じ中身を別の入れ物に詰め替えた姿にすぎません。同じ受注1件がどう姿を変えるのか、3つの形で見比べてみましょう。
1件のデータ
例:受注 No.1024 のお客様情報名前・電話・金額…CSV
1行 = 1件、カンマで区切るExcelで開けるJSON
キー: 値 の組、入れ子OKAPIの定番テーブル(表)
行と列のマス目人が見て編集する×1.0
各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。
中身は 1 つ、入れ物は 3 つ — 誰が読むかで形を選ぶ
この図をテキストで読む
構成図「同じ1件のデータを3つの形で表す」。ブロック4個、つながり3本。 枠: もとの情報(ブロック1個)、CSV(カンマ区切り)(ブロック1個)、JSON(入れ子の形)(ブロック1個)、テーブル(表)(ブロック1個)。 【ブロック】 - 1件のデータ: 例:受注 No.1024 のお客様情報 / 名前・電話・金額… - CSV: 1行 = 1件、カンマで区切る / Excelで開ける - JSON: キー: 値 の組、入れ子OK / APIの定番 - テーブル(表): 行と列のマス目 / 人が見て編集する 【流れ】 - 同じ中身を3つの形へ: 1件のデータ → CSV → JSON → テーブル(表)
形はあとから変換できる
中身は同じなので、表で作って CSV に書き出す、受け取った JSON を表に読み込む、といった変換は自由にできます。最初の形選びで悩みすぎる必要はありません。
押さえておきたい用語
- フィールド(項目)
- 「お客様名」「金額」のような、データの1つひとつの中身。どの形式も、この項目の集まりを表しています。
- CSV
- Comma-Separated Values の略。値をカンマで区切り1行=1件で並べた形。Excel で開け、大量データの集計・取り込みに強い。
- JSON
- 「キー: 値」の組を { } でまとめた形。入れ子や一覧(配列 [ ])が表せ、システム同士のデータ受け渡しの定番。
- テーブル(表)
- 列(項目)と行(件数)のマス目。人が見比べ・編集するのに向く。スプレッドシートや一覧画面の形。
- 入れ子(ネスト)
- 項目の中にさらに項目が入っている構造。受注の中に複数の明細がある、といった関係。JSONは得意、CSVは苦手。
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