Git / GitHub
変更履歴を刻む Git と、クラウドで共有する GitHub。基本の言葉と自動リリースまで
Git は手元で変更履歴を刻む道具、GitHub はその履歴を持ち寄って共有・レビューするクラウドの場所です。2 つが組み合わさって、はじめてチーム開発になります。
- 記録は手元の Git、共有とレビューは GitHub
- main への合流はレビューを通った提案だけ
- 5SLAB ではマージが本番リリースの起点
Git と GitHub はどう違う?
呼び名が似ていて、いつもセットで語られるため、同じものだと思われがちです。どこまでが手元で完結して、どこからが共有の話なのか ── その境目こそが 2 つの違いの正体です。
各ブロックや矢印をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。
手元で刻んだ履歴を push で持ち寄る — 2 つの役割はこの 1 本でつながる
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構成図「Git と GitHub はどう違う?」。ブロック6個、つながり1本。 枠: Git(手元の記録係)(ブロック3個)、GitHub(みんなの置き場)(ブロック3個)。 【ブロック】 - PCで動く道具: インストールして使う - 変更履歴を刻む: commit = 記録の単位 - ネットなしで動く: 手元で完結 - クラウドのサービス: ブラウザで使う - 履歴を集めて共有: push の置き場 - レビュー・自動化: PR / Actions 【流れ】 - Git で記録 → GitHub へ共有: 変更履歴を刻む → 履歴を集めて共有
GitHub はどう始める?
会社の開発に加わるには、まず自分の GitHub アカウントが要ります。登録そのものより大切なのは、途中にある守りの設定です。アカウントの乗っ取りは会社のコード流出に直結するため、面倒でも最初の数分で固めてしまうのが近道です。
各ステップをクリックすると、その内容の説明がここに表示されます。
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ステップ図「GitHub アカウントの作り方」。5ステップ。 【手順】(順番に) 1. サインアップ(メール・ユーザー名・パスワード) 2. メール認証(届いたコードを入力) 3. 二要素認証(2FA)(スマホアプリで保護) 4. プロフィール設定(表示名・アイコン) 5. 5SLABに参加(招待を受ける) 補足: GitHub アカウントは無料。①から順に進めば数分で完了します 【流れ】 - アカウント開設の流れ: サインアップ → メール認証 → 二要素認証(2FA) → プロフィール設定 → 5SLABに参加
変更はどう記録され、どう共有される?
コミット・プッシュ・プルリクエスト ── 呪文のように聞こえる言葉も、実際の作業ではいつも同じ順番で現れます。自分がいまどの段階にいて、次に何が起きるのかという地図を持つと、チームの会話に迷わずついていけます。
各ステップ・参加者・分岐をクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。
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シーケンス図「基本の言葉と流れ」。参加者4人、ステップ9個。 【参加者】(左から右) - あなた: エディタ / 作業ツリー - ローカルGit: PC内の履歴(.git) - GitHub: クラウドのリモート - レビュアー: 5SLAB / 仲間 【流れ】(上から下へ) ── ① 作業の前にブランチを切る ── 1. あなた → ローカルGit: 作業用のブランチを作る(git switch -c) ── ② 手元で変更を記録する(commit) ── 2. あなた(自身で処理): ファイルを編集する 3. あなた → ローカルGit: 変更を選んでコミット(git add → commit) ── ③ GitHub に共有する(push) ── 4. ローカルGit → GitHub: ブランチを push してアップロード ── ④ プルリクエストでレビュー&合流(PR → merge) ── 5. あなた → GitHub: プルリクエスト(PR)を作る 6. GitHub → レビュアー: レビューを依頼 7. レビュアー → GitHub: 確認して承認(Approve)(応答) 8. GitHub(自身で処理): main に merge(合流) ── ⑤ 最新を手元に取り込む(pull) ── 9. GitHub → ローカルGit: main の最新を pull(応答)
マージした変更はどう本番に届く?
5SLAB では、リリースを人の手作業にしていません。手順書どおりに人が操作する方式は、抜け漏れや「担当者しかできない」を生みがちだからです。仕組みに任せるとリリースは日常の作業になり、小さく頻繁に届けられるようになります。
各工程・分岐・レーンをクリックすると、その仕組みの説明がここに表示されます。
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業務フロー図「GitHub Actions で自動リリース」。レーン4本、工程10個。 【レーン(担当)】(左から右) - 開発者: あなた / レビュアー - GitHub: リモートリポジトリ - GitHub Actions: CI / CD(自動実行) - 本番環境: 公開サーバー 【工程】(上から下へ。担当 → 工程名) ── フェーズ: マージ ── 1. 開発者: PR を承認して main へマージ〔開始・終了〕 2. GitHub: main の更新を検知 ── フェーズ: 検査 ── 3. GitHub Actions: ワークフローが自動起動 4. GitHub Actions: テスト&型チェックは合格?〔分岐〕(品質の関所) はい → 本番用にビルド いいえ → デプロイ中止・原因を通知 5. 開発者: デプロイ中止・原因を通知〔開始・終了〕(本番は元のまま) 6. GitHub Actions: 本番用にビルド(配布できる形に固める) ── フェーズ: 公開 ── 7. 本番環境: 本番サーバーへ反映 8. GitHub Actions: 公開後の稼働チェック OK?〔分岐〕(ちゃんと動くか確認) はい → リリース完了・サイト公開 いいえ → 自動で切り戻し・通知 9. GitHub Actions: 自動で切り戻し・通知〔開始・終了〕(前の版に戻す) 10. 本番環境: リリース完了・サイト公開〔開始・終了〕(利用者が使える状態に)
開発は 5SLAB の Organization の中で
会社の開発は GitHub の Organization(組織アカウント)の中で行います。あなたは個人アカウントのまま招待され、コードは会社の資産として管理されます。リポジトリや自動リリースの仕組みは 5SLAB が用意するので、決められた流れに乗るだけで大丈夫です。
押さえておきたい用語
- コミット(commit)
- 変更を手元の履歴に刻む単位。何をなぜ変えたかのメッセージを添え、区切りごとに小さく刻むのがコツです。
- push / pull
- push は手元のコミットを GitHub へアップロードして共有すること。pull はその逆で、最新を手元に取り込むことです。
- プルリクエスト(PR)とマージ
- PR は「この変更を main に入れて」という提案。差分を見ながらレビューし、通ると main に合流(マージ)されて正式な状態になります。
- Organization(組織)
- 会社・チーム用の GitHub アカウント。メンバー・チーム・リポジトリ(プロジェクトの入れ物)をまとめて持ち、権限はチーム単位で付与します。
- GitHub Actions
- push やマージをきっかけに、テストやリリースを自動で実行する仕組み。CI(自動テスト)/ CD(自動リリース)を担います。
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